はじめまして!OKIKOです!
子供の頃から手芸が大好きな40代主婦です。
本格的な私のお針暮らしは、30代の時に出会ったハワイアンキルトがはじまりでした。
ハワイアンキルトで作品を多数制作したり講師や物販など作家として様々な活動をする中で、「針と糸の世界」というものにますます深く興味を持つようになりました。現在はミシンでの小物づくりやお洋服づくりと、より幅広くホームソーイングを楽しんでいます。
2020年頃から服作りの各種関連講座を継続的に受講中。
「ホームソーイングで自分の体に合ったお洋服をつくる」を目標に日々奮闘しています。
このブログではこれまでに私が受講した服作り関連講座の奮闘記やそこで得た知識やテクニックの紹介、それからハワイアンキルトを含めた私の作品や作り方などをご紹介していきます。
また、InstagramやYouTubeなどでも配信しています。
お針日和について
「お針」というとなんとなく手縫いのイメージがあります。
しかし現代では手縫いよりもミシンの方が一般的で、私自身も最近はお洋服や小物などをミシンで作ることが多くなりました。
ですが「手縫い」にも「ミシン」にも共通するものがありますよね。
それは「針と糸」です。
私が今こうして「針と糸」とともに暮らしているのは、手縫で作品を仕上げる「ハワイアンキルト」がきっかけでした。
ですから私にとって「手縫い」とはミシンと同じくらい大切で愛しいものです。
ハワイアンキルトなどの手仕事では、一つの作品を仕上げるためにとても長い時間が必要です。
でもその気の遠くなるような時間をむしろ楽しみながら、ひと針ひと針丁寧に心を込めて作品を仕上げます。
そうして出来た作品には温もりがあり、作業そのものに費やす長い時間の中にも心の安らぎを感じることができます。
私がブログのタイトルをソーイングやミシンという言葉ではなく「お針」にしたのは、その温もりと安らぎを「お針」という言葉で表現したかったからです。
手縫いのときもミシンのときも、いつでも心の豊かさを感じていたかったからです。
私は専門家でもベテランでもありません。
人生の折り返しをむかえた、少し手先の器用なちくちくおばさんです。
そんな私ですが、この先の暮らしのおともに「お針」を選びました。
そしてこれからホームソーイングをはじめてみよう!という読者の方にもぜひ「お針」とともに心豊かな毎日を送ってもらいたい!
そんな気持ちでこのサイトをつくりました。
私のブログが少しでもみなさんのお役に立てればと思っています。
OKIKOのお針歴
子供時代
はじめてのお針「ピピちゃんの手術」
4歳か5歳くらいのとき、お気に入りのぬいぐるみ「ピピちゃん」が激しく遊び過ぎてボロボロに!
目玉の取れかけてしまっていた部分に布をツギハギして補修。
母親に頼らず自分で直したことをさも得意げに「ピピちゃんの手術した」と自慢していました。
小学生時代
クリスマス会に手編みのマフラーで挑む!
小学5年生。
クリスマス会でのプレゼント交換でクラスメイトがお菓子やハンカチなどの定番を用意する中、一人手編みのマフラーで勝負に挑む!!
当時の私は「我ながらやるな!」とご満悦。
でも今思うと、たぶん完成度はひどかったと思う・・・(笑)
中学生時代
人生初の服作り!2D→3Dの面白さに感動!
家庭科の授業ではじめてミシンに触れる。
作ったものは調理自習で着る用のかぶりのスモックエプロン。
人生初の服作りです。
もとは平べったい一枚の布(2D)が、カットして縫って立体(3D)に変化し、そして「服」になっていく!!
その事の面白さにモーレツに感動!!もしこの時OKIKO家にもミシンがあれば、ひょっとして違う人生になっていたかも?
高校生時代①
服作りの感動再び!手縫いでパジャマを作る!
再び家庭科の授業で服作り。
そう!スモックの時のあの感動がよみがえります!
高校ともなれば少し本格的に型紙を使用したパジャマづくり。
そしてあまりの楽しさに、家でもう一度作ってみることに。
相変わらずOKIKO家にはミシンがありませんでしたが、そんなことでは消せない情熱!
なんと手縫いでパジャマを一着仕上げてしまいました(笑)
高校生時代②
衝撃的な出会い!深く記憶に刻まれたウエディングドレス
もとは普通科の高校に入学していましたが、親の都合により高3の夏に転校。
転校先の高校には家政科があり、生徒たちが卒業制作でつくったウエディングドレスが展示されていました。
それは自分と同じ高校性が作ったものとは思えないほど立派で目を奪われるような素敵な作品ばかり。
私にもこんな事が出来たらどんなに素晴らしいことか!と強く憧れを抱き、衝撃的な出来事として深く記憶に刻まれることに。
すでに進路が決まっていたため、服飾系の専門学校に進むことはありませんでしたが、この時の想いは間違いなく今でも私の中で輝いています。
20代
「実はもらって困るプレゼント」を送る女子(笑)
恋と青春の時代。私は「恋人に手編みのマフラーをプレゼントしたがる女子」でした。
男性が選ぶ「実はもらって困るプレゼント●選!」状態です。(笑)
さらには恋人だけでは飽き足りず、家族、親戚、友人へ次々に「ありがた迷惑」をお届けし、自己満足でご満悦!
そのうちに独学でセーターなども作れるようになり、同じような「手編み●●送りたい女子友達」から「教えて」と頼られるようになっていきました(笑)
30代①
ついにミシン購入!ハワイとフラとお針と私!
「映画フラガール」をきっかけにフラダンスにどはまり。
お針とは無縁?と思いきや、「衣装づくり」というミッションにより、むしろそれまでよりもお針の機会が増えることに。
もともと好きな事でもあったため、踊りのついでにお針のスキルもみるみる向上!そしてついにミシンを購入!フラの練習着パウスカートを自作してレッスンで着たり、メルカリで販売したりして喜んでいました(笑)
30代②
お針暮らしの原点!ハワイアンキルトとの出会い
フラダンスを通じて様々なハワイの文化に触れる中、ハワイアンキルトに出会う。
2年ほど地元の教室へ通い基礎を習得。その後は個人活動に転向し、クッションカバー中心にバックや小物などの作品を多数制作しました。
制作にあたっては市販のキット等はほぼ使わずに、イラストレーターなどのデザインソフトを使用して1からデザインし、オリジナル作品を作ってきました。
海外で暮らす家族のために作った大判タペストリーはとても喜ばれ、今もずっと彼女の家に飾られています。
このハワイアンキルトとの出会いによって、ますますお針の虜となった私。
布や針や糸に囲まれて暮らす中、小物や洋服づくりへと興味の幅が広がり、それがこのブログのテーマである「ホームソーイングを楽しむ」ということにつながっていきました。
30代③
趣味から仕事へ!ハワイアンキルト作家として
当時通っていたフラ教室の課外授業として、ハワイアンキルトのワークショップを依頼される。この事がきっかけとなり、ハワイアンキルトをお仕事として意識するようになりました。
小さな教室で生徒さんにキルトを教えたり、作品をマルシェに出品したりと、細々ではありつつも次第に収益が得られるようになり「好きな事でお金を稼ぐ」という喜びを実感。お針がますます身近で大好きなものとなりました。
とはいえお針ひとつでやっていける程の収益には遠く及ばずパートも初めて二足のワラジが続きます(笑)
40代①
人生最高のおもちゃ!職業用ミシンと私!
細々と収益を得ていたハワイアンキルトのお仕事に転機が!
2020年、世の中の情勢を大きく変えた例の流行り病によって教室や物販など作家活動の縮小を余儀なくされる。
代わりに当時不足していたマスクづくりのため、毎日毎日ひたすらミシンを踏む日々。ミシンを職業用にリニューアルしていた時期とも重なり、すっかりミシンの虜になりました。
職業用ミシンは家庭用とは段違いのパワーとスピード。規則的に並んだきれいな縫い目。
見た目もプロっぽくてかっこいい!
それを使っているだけでなんだか自分までレベルアップした気分(笑)
実際その性能に助けられ、厚手や縫いにくい生地でも以前のミシンより上手に縫えるようになりました。
あのリズミカルな音も大好きで、ミシンを踏むと楽しくてワクワク!
私にとって職業用ミシンとは人生最高のおもちゃです!
40代②
もっとお針!服作りを勉強するぞ!
職業用ミシンにドはまりする中、私の興味は手縫いのキルトからお洋服づくりへと、ますます広がりを持つようになりました。
まずは市販のパターンでお洋服をつくってみよう!
独学で何着かお洋服を作ってみたところ、意外と何とかなるもんだ!という驚きとともに、「素人でも洋服が作れた!」という自信が芽生えてきました。
学校も出ていない私に服作りなんて無理!とどこかで思い込んでいた気持ちがすーっと消えて、もっと深く学んでみたい!もっと自分に似合う洋服を作ってみたい!という思いが沸き上がり、ヴォーグ学園や文化服装学院で服作りの講座を受講するようになりました
40代③
私にぴったりのお洋服!ホームソーイングの価値を知る!
ヴォーグ学院や文化服装学院で服作りの基礎を学びはじめてから、ホームソーイングには素晴らしい価値があることを知りました。
高身長ゆえに、既製服がどうも体に合わない私。
長袖のシャツは8分になるし、ワンピースはチュニックになってしまう・・・
そんな時に自分で服をつくることができれば、袖丈も裾丈もすべて自分の体に合わせてつくることができる。
サイズぴったりな着心地の良いお洋服を着る事ができる!
これはもう立派なオーダーメイドです♪
ファッションなんて私には無縁・・・と思っていました。
でもパリコレやTGCのように派手で華やかなだけが全てではない。
流行りすたりのないシンプルなデザインであっても、自分に合う色、自分のサイズにきちんとあった服をさりげなく着こなす。
それって最高にかっこいいじゃないか!
そう思うとワクワクが止まらないのです!
未来の夢
夢に向かって!あの日の憧れ、ウエディングドレスをいつの日か・・・
お洋服づくりを学ぶようになってから、私の中にひとつの夢(目標)ができました。
それは手作りのウエディングドレスを作ること!
高校3年生のあの日、私の記憶に深く刻まれたあのウエディングドレス。
あの日の感動は、あれから20年以上の時を経てもなお今日までずっと消えることなく私の中で小さく灯り続けてくれていたようです。
だいぶ遠回りしてしまったけど、いまもう一度あの日の情熱を大きく燃やすときが来た!
そんな自分の心に気づけたことが、嬉しくて幸せでたまりません。
私の小さな可愛い姪っ子がいつかお嫁に行くときに、彼女のためのウエディングドレスを作ることができたら・・・
そんな日を夢見てまい進しています。
資格取得講座受講歴
- 2020.10 ヴォーグ学園 ホームソーイング講座 本科修了
- 2021.03 ヴォーグ学園 ホームソーイング講座 高等科修了
- 2021.09 ヴォーグ学園 ホームソーイング講座 講師科修了
- 2021.09 ヴォーグ学園 ホームソーイング講座 講師認定証取得
- 2021.09 文化服装学院 服装コース受講開始
- 2023.06 文化服装学院 服装コース全課程修了